夏風邪と普通の風邪の違いは?赤ちゃんが鼻水を出したら最初に確認したいこと
- Doctor Famineru

- 7月31日
- 読了時間: 4分

赤ちゃんの鼻水が急に出てきたとき、特に夏場だと「夏なのに風邪?」と驚くことがあります。実は、赤ちゃんは夏でも風邪をひきます。しかも、夏に流行する風邪は冬の風邪とは原因ウイルスや症状が異なることが多いのです。
この記事では、夏風邪と普通の風邪の違いをわかりやすく解説し、赤ちゃんの鼻水が出たときに最初に確認したいポイントや家庭でできるケア方法、病院を受診する目安について具体的に紹介します。赤ちゃんの健康管理に役立つ情報をぜひ参考にしてください。
夏風邪と普通の風邪の違い

流行時期の違い
夏風邪
主に6月から9月にかけて流行します。暑い季節でもウイルスが活発に動くため、赤ちゃんも感染しやすい時期です。
普通の風邪
秋から冬にかけて流行しやすい風邪で、寒い季節に多く見られます。
原因となるウイルスの違い
夏風邪の主なウイルス
エンテロウイルスやコクサッキーウイルスなどが多く、これらは夏に活発に感染します。
普通の風邪の主なウイルス
ライノウイルスやコロナウイルスが主な原因で、冬場に多く見られます。
主な症状の違い
夏風邪の症状
高熱、喉の痛み、口内炎、下痢などが特徴です。赤ちゃんの場合は鼻水から始まることも多く、熱が急に上がることがあります。
普通の風邪の症状
鼻水、くしゃみ、咳、発熱が一般的です。症状は比較的穏やかに進行することが多いです。
赤ちゃんは自分で症状を伝えられないため、鼻水が出たときは特に注意深く観察しましょう。夏風邪でも鼻水から始まることがあるため、軽く見過ごさないことが大切です。
赤ちゃんの鼻水で最初に見る4つのポイント

赤ちゃんの鼻水が出たとき、まずは次の4つを確認してください。
1. 鼻水の色
透明な鼻水
風邪の初期やアレルギーの可能性があります。透明であればまだ軽い状態と考えられます。
白っぽい鼻水
少し粘り気が出てきた状態で、風邪が進行しているサインかもしれません。
黄色や緑色の鼻水
体がウイルスと戦っている証拠です。ただし、鼻水の色だけで細菌感染かどうかは判断できません。
2. 鼻づまりの程度
赤ちゃんはほとんど鼻呼吸であるため、鼻づまりは大きな問題になります。
鼻づまりがひどいと、
ミルクや母乳が飲みにくくなる
夜眠りにくくなる
機嫌が悪くなる
といった症状が出やすくなります。
3. 発熱の有無
夏風邪では突然38〜39℃以上の高熱が出ることがあります。熱だけでなく、
水分が十分にとれているか
顔色は良いか
元気はあるか
も合わせて観察しましょう。
4. 呼吸の様子
呼吸が苦しそうな場合はすぐに医療機関に相談してください。具体的には、
呼吸が速い
ゼーゼーと音がする
胸がへこむ(陥没呼吸)
顔色が悪い
これらは緊急性が高いサインです。
家庭でできるケア方法

赤ちゃんの鼻水や夏風邪の症状を和らげるために、家庭でできるケアを紹介します。
1. 鼻水をこまめに取り除く
鼻づまりが続くと、
ミルクや母乳が飲みにくくなる
夜眠れなくなる
中耳炎のリスクが高まる
ため、鼻水は無理に奥まで取ろうとせず、見えている部分を優しく吸引しましょう。
電動鼻水吸引器は自宅で使いやすく、赤ちゃんの呼吸や授乳をサポートする便利なアイテムです。
2. 水分補給をこまめに行う
夏は汗をかきやすく脱水になりやすいため、
母乳
ミルク
月齢に応じた水分
を少しずつ頻繁に与えることが大切です。
3. 室温を適切に保つ
室温は25〜28℃を目安にし、冷やしすぎないようにしましょう。冷房の風が直接赤ちゃんに当たらないように工夫してください。
病院を受診する目安

次の症状がある場合は、すぐに小児科を受診してください。
38℃以上の熱が続く
ミルクや水分が飲めない
呼吸が苦しそう
ぐったりしている
生後3か月未満で発熱した
鼻水が長く続き悪化している
迷ったときはかかりつけ医に相談することが安心です。
よくある質問
Q. 夏でも風邪をひきますか?
はい。夏はエンテロウイルスなどによる「夏風邪」が流行します。赤ちゃんも感染しやすい季節です。
Q. 鼻水だけなら様子を見ても大丈夫?
透明な鼻水だけで元気があり、授乳や睡眠が普段どおりなら様子を見ることもあります。ただし、発熱や呼吸の異常、機嫌の悪さが出たら受診を検討してください。
Q. 鼻水は吸ってもいいですか?
はい。鼻づまりで授乳や睡眠に影響がある場合は、鼻水を優しく取り除くことで呼吸が楽になります。
まとめ

夏風邪は冬の風邪と原因ウイルスが異なりますが、赤ちゃんでは鼻水から始まることが多いです。鼻水が出たら、
鼻水の色
鼻づまりの程度
発熱の有無
呼吸の様子
をしっかり確認しましょう。家庭でできる鼻水ケアを行い、赤ちゃんの呼吸や授乳をサポートしてください。
赤ちゃんは自分で鼻をかめないため、鼻づまりを放置すると授乳や睡眠に影響が出ます。毎日の様子を見ながら無理のない範囲でケアし、心配な症状があれば早めに医療機関へ相談しましょう。
赤ちゃんの健康を守るために、夏の風邪の特徴を理解し、適切な対応を心がけてください。




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